歯科医院の麻酔 ②浸潤麻酔
2016.03.27
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虫歯や歯周病の治療や抜歯など、歯科治療のあらゆるシーンで用いられる局所麻酔です。「浸潤」麻酔とよぶのは、歯肉に注入された麻酔薬が歯を支えている骨を通って、歯の神経に届いて効果が得られるためです。なので、骨の硬い人、骨の分厚い人は効きにくいことがあります。
麻酔の注射をして数分たてば、2~3歯の範囲に効いてきます。
治療が終わっても、大抵はしばらく麻酔が残っていますので、その間に舌や頬、唇などを咬んでしまうこともありますので、飲食は控えてもらい、小さなお子さんなどは気にして弄らないように注意することが必要です。