骨粗鬆症治療と歯科との関わり
2019.11.09
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骨粗鬆症やがん骨転移による骨折を予防する薬で顎骨壊死をおこすことが2003年に報告されました。
対象となる薬剤には、ボナロンやゾメタをはじめとするビスホスホネート薬やデノスマブといった抗ランクル抗体、血管新生阻害薬があり、副作用や細菌感染が原因と考えられています。
対象薬剤の開始前には、歯科医院での口腔内チェック、口腔ケアが必須です。
また、投与中、投与後は歯科での口腔衛生管理を定期的に行うことが顎骨壊死の予防や早期発見につながります。