虫歯の話 ①どうしてできる?
2015.12.26
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健康な状態でも、口のなかには通常むし歯菌がいます。むし歯菌は食べ物に含まれる糖を材料にして、ネバネバした粘着性の物質を作り、歯の表面にくっついて、歯垢(プラーク)を形成します。歯垢のなかでは虫歯菌によって糖が分解されて酸がつくられ、この酸によって歯の表面からミネラル成分を溶かしていきます。しかし、ここではまだ虫歯にはなりません。
口のなかには唾液という私たちの強い味方がいるのです!
いったん酸によって溶かされても、しばらくすれば唾液の作用で、溶け出したミネラル成分がもとに戻って修復され、歯を正常な状態に保つのです。
しかし、唾液によるこのような修復が追い付かないような事態になると、残念ながらいよいよ虫歯ができてしまいます。
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